赤ちゃんがお腹にいる時、「パパとママ、どっちに似るかな?」とエコー写真を見ながら想像するのは、マタニティライフの中でも特に楽しい時間ですよね。髪の毛の質や目の形、そして血液型など、私たちの体は両親から受け継いだ遺伝子によって作られています。学校の理科の授業で「優性遺伝」「劣性遺伝」という言葉を習った記憶がある方も多いと思いますが、実は最新の科学ではその呼び方や常識が少しずつ変化しているのをご存知でしょうか。今回は、知っているようで知らない遺伝の不思議な法則と、科学の常識をくつがえして誕生した100万分の1の確率と言われる奇跡の赤ちゃんの感動的なエピソードを、最新の知識を交えてわかりやすくご紹介します。
優性・劣性はもう古い?最新の遺伝学では顕性・潜性
学生時代に「優性遺伝子」「劣性遺伝子」と習った方は多いはずです。しかし、優性という言葉を聞くと、どうしても人間的に優れている、優秀な遺伝子であると誤解してしまいがちですよね。実際には能力の優劣を表しているわけではなく、両親から異なる遺伝子を受け継いだ時に、特徴として表に現れやすいか、隠れやすいかという違いを意味しているだけなのです。
このような誤解を防ぎ偏見をなくすため、日本遺伝学会は2017年に用語の改訂を行い、現在では優性遺伝を「顕性(けんせい)遺伝」、劣性遺伝を「潜性(せんせい)遺伝」と呼ぶようになりました。特徴が顕著に現れるから顕性、潜んで隠れるから潜性という非常にわかりやすく理にかなった表現です。命の設計図である遺伝子に優れているも劣っているもないという科学界の温かいメッセージが込められているようで、とても素敵な変更ですよね。
身近な特徴から見る遺伝の不思議
では、私たちの身近な身体の特徴において、どちらが表に現れやすい顕性で、どちらが隠れやすい潜性なのでしょうか。一般的な例をいくつか挙げてみましょう。
髪の毛の色は金髪などの明るい色よりも黒髪などの暗い色が顕性です。目の色も青などの淡い色より黒や茶色が顕性となります。まぶたの形は一重よりも二重が顕性と言われており、両親が二重であっても潜性遺伝子を持っていれば一重の赤ちゃんが生まれることがあります。その他にも、えくぼが有る、まつげが長い、舌をU字に巻くことができるといった特徴が、顕性遺伝として表に現れやすいとされています。
もちろん、人間の体は複数の遺伝子が複雑に絡み合って作られるため、必ずしもこの法則通りに全てが決定するわけではありません。だからこそ、どんな特徴を持って生まれてくるのか予想しきれない多様性が素晴らしいのです。
血液型の遺伝法則とあり得ないが起きる例外
身近な遺伝の話題といえば、やはり血液型です。人間の血液型は主にA型、B型、O型、AB型の4つに分類され、両親から受け継ぐ遺伝子の組み合わせによって決定します。血液型の遺伝においては、A型とB型の間に優劣(顕性と潜性)の関係はなく、A型とO型ではA型が顕性、B型とO型ではB型が顕性になるという明確なルールがあります。
これにより、親の血液型の組み合わせから子どもの血液型をある程度予測することができます。例えば、両親がA型とB型であれば、子どもはA、B、O、ABすべての可能性があります。両親がO型同士であれば、子どもは基本的にO型になります。
しかし、生物学の世界に絶対はありません。ごく稀にシスAB型と呼ばれる特殊な血液型が存在し、両親がAB型とO型であってもAB型やO型の子どもが生まれたり、両親がAB型同士でもO型の子どもが誕生したりするケースが実際に報告されています。血液型の基本法則から外れているからといって「あり得ない」と慌てて喧嘩をする前に、人間の遺伝にはまだ解明されていない神秘や例外があることをぜひ知っておいてください。
100万分の1の奇跡!常識を覆して誕生した赤ちゃん
遺伝の基本法則や顕性・潜性の関係を学んだ上で、世界を驚かせたあるご夫婦の奇跡のニュースをご紹介します。イギリスに住むリチャードさんは白人で、奥様のキャサリンさんはナイジェリアの家系を持つ黒人です。
先ほどの遺伝の法則に当てはめると、肌の色、目の色、髪の毛の色などはすべて黒人特有の暗い色が顕性となります。そのため、ご夫婦の間に生まれてくる赤ちゃんは、キャサリンさんの特徴を強く受け継ぐか、または二人の特徴が混ざり合った肌の色になるのが科学的な常識でした。
しかし、産まれてきたヨナくんを見て、立ち会った医療スタッフは言葉を失いました。ヨナくんは透き通るような白い肌に明るい色の髪を持っていたのです。アルビノ(色素欠乏症)でもなく、健康状態は極めて良好でした。キャサリンさんの家系をたどっても白人の血筋は見当たらず、まさに科学の常識をくつがえす100万分の1の確率で起きた遺伝子の奇跡だったのです。
どんな特徴を持っていても誕生そのものが奇跡
専門家たちは様々な遺伝的要因が奇跡的に重なり合った結果だと推測していますが、ご両親にとってそんな科学的な確率は些細なことでした。キャサリンさんとリチャードさんは、肌の色など全く関係なく、ヨナがこの世に生まれてきてくれた喜びで胸がいっぱいですと満面の笑みで語りました。
私たちの外見や才能は遺伝子によってある程度デザインされていますが、親が子を愛する気持ちに遺伝子の顕性や潜性は関係ありません。確率や法則を飛び越えて、一人の赤ちゃんがこの世に誕生し、家族に抱きしめられる瞬間こそが最大の奇跡なのです。
膀胱炎予防にも!妊娠4ヶ月以降も「葉酸」と「ビタミンC」は必須
器官形成期が終わるのが妊娠12週目位ですが、赤ちゃんの脳や神経の発達、そしてママの血液量増加のために、葉酸と鉄分は引き続き必要不可欠です。また、この時期になりやすい「膀胱炎」の予防として、免疫力を高めるビタミンCの摂取も推奨されています。
そこで、必要な栄養素をまとめてしっかり補えるのが、全国1000以上の産婦人科でも紹介されている売上No.1の大定番サプリであるベルタ葉酸マカプラスです。
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これから出産を迎えるプレママやプレパパも、パパのえくぼが遺伝するかな、などと想像を膨らませながら、残りのマタニティライフをリラックスして楽しんでくださいね。お腹の中の赤ちゃんを育むために、日々の栄養補給やスキンシップも忘れずに続けていきましょう。
生まれてくる新しい命が、皆様のご家庭に最高の幸せを運んできてくれますように。



