水分すら受け付けなくなり、緊急で出戻り入院をして一夜が明けました。妊娠15週1日(15w1d)の朝です。
回診の際に、先生から「入院診療計画書」という書類を渡されました。そこには、はっきりと私の病名が記載されていました。
「重症妊娠悪阻(じゅうしょうにんしんおそ)」
ただのつわりではなく、「重症」という二文字がそこにあるのを見て、「ああ、私は本当に病気レベルまで悪化してしまっていたんだ…」と、改めてショックを受けました。
今回は、重症妊娠悪阻による24時間点滴生活の過酷さと、追い打ちをかけるように併発した「逆流性食道炎」の苦しみについて綴りたいと思います。
24時間点滴生活への逆戻り
入院したその日から、私の腕には点滴の管がしっかりと繋がれ、再び24時間点滴生活へと逆戻りしました。点滴スタンドが、私の体の一部であり唯一の相棒です。
今回、私に処方された点滴の内容は主に以下の3つでした。
- ソルアセト: 水分と電解質を補給する基本の輸液(脱水改善)
- ビタメジン: つわり悪化の原因にもなるビタミンB群を強力に補給
- メトクロプラミド: 吐き気を抑えるための制吐剤(いわゆる吐き気止め)
この点滴パックを、1日に合計4本も落としていきます。針が刺さっている腕は動かしづらく、トイレに行くのも着替えるのも一苦労ですが、点滴の水分が体に入ってくると、枯渇していた体に染み渡っていくのがわかり、少しだけ安心感がありました。
吐きすぎによる代償「逆流性食道炎」の併発
点滴のおかげで脱水症状は少しずつ改善されてきたものの、もう一つ私を苦しめている強烈な症状がありました。
それは、喉の奥から胸のあたりにかけての「焼けるような痛み」と「不快感」です。ただ気持ち悪いだけではなく、食道が常にヒリヒリと痛むのです。
回診に来た先生にその食道の不快感を訴えたところ、思わぬ診断が下りました。
「何度も嘔吐を繰り返したせいで、逆流性食道炎の症状が出てしまっていますね」
逆流性食道炎とは?
逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食べ物が食道に逆流してとどまってしまうことで、食道の粘膜が炎症を起こす病気です。これによって、強烈な胸やけや胸の痛み、酸っぱいものが込み上げてくるような感覚(呑酸)など、さまざまな不快な症状が生じます。
妊娠中はただでさえ子宮が大きくなって胃を圧迫するため胃酸が逆流しやすい状態なのですが、私の場合は「重度のつわりで何度も何度も吐き続けたこと」によって食道が完全に荒れ果て、炎症を引き起こしてしまっていたのです。
重症妊娠悪阻に加えて逆流性食道炎のダブルパンチ。まさに地獄です。
妊婦でも飲める胃薬と看護師さんの気遣い
「妊娠中は薬が飲めないから我慢するしかないのかな…」と絶望しかけましたが、先生から「今回は、点滴に加えて妊婦さんでも比較的安全性が高いとされている『ラベプラゾール』という胃酸の分泌を抑える胃薬を処方しましょう」と言っていただけました。
薬に頼ることへの不安はゼロではありませんでしたが、食道の炎症を放置する方が母体への負担が大きいと判断し、ありがたく薬に頼ることにしました。
病室では、看護師さんたちが本当にこまめに気遣ってくれます。
「病院食は無理して食べなくてもいいからね」 「食べられる物を、食べられる時に少しずつでいいよ」 「今は点滴で栄養を補っているから、まずは口から水分補給をしっかり行うことを目標にしようね」
この優しい言葉の数々に、どれほど心が救われたかわかりません。
この苦しみから早く解放されますように
腕には点滴、胸には焼けるような痛み。ベッドに横たわりながら、窓の外の空をただぼんやりと見つめる時間が続きます。
「いつになったらこの苦しみから解放されるのだろう…」
そんな思いが頭を駆け巡りますが、私のお腹の中では、赤ちゃんが点滴の栄養をもらいながら一生懸命に育ってくれています。お母さんのお腹の中をより快適にするための試練だと思って、今はひたすらこの嵐が過ぎ去るのを待つしかありません。
つわりでまともに食べられない時期も、お腹が大きくなって貧血になりやすい時期も、赤ちゃんの成長に欠かせない「葉酸」などの必須栄養素は毎日確実に補う必要があります。「体調が悪い日に色々飲むのは大変…」というプレママに圧倒的に選ばれているのが、8大妊活成分すべて配合!オールインワン妊活サプリ【makana(マカナ)】です。妊活・妊娠専門の管理栄養士が成分を計算し尽くしており、これ一つで必要な栄養がすべて補えるため、時期を問わず多くのママの安心を支えている顧客満足度No.1アイテムです。
同じように重症妊娠悪阻や胃痛で苦しんでいるプレママの皆さん、本当に辛いですよね。決して一人で抱え込まず、病院の先生や看護師さん、そして安全なお薬の力も借りながら、なんとか一緒にこの地獄を乗り切っていきましょう!


